白髪染め　へナ

白髪染めへナは、天然材料で薬剤としても使われるものだから安全性が高く、一般的な化学染料と比較すると、危険度がないと書かれている事が多いと思います。

しかし、よく調べてみると、ヘナでかぶれたとか、ヘナによる死亡事故なんてものさえ出て来て、一体何が本当なのか分からなくなっている人もいることでしょう。

実は、ヘナ自体には危険性はなく、安全なものなのです。
ヘナは元々植物ですから、アレルギーなどに対しても問題が少ないのです。

しかし、ヘナはその性質的に、黒髪は染められません。
また、市販されている化学染料と比較して、色の種類がありません。
そして、脱色された髪は、赤く染まる傾向があることが知られています。

市販の化学染料は、髪全体が同じ色に染まりますが、ヘナの場合、髪全体を同じ色に染めるというのはほとんど無理です。

これを補うため、ヘナだけでなく、さまざまな別の材料を混ぜて、思いのままに染めやすいように作られた商品が沢山あります。

そういった商品の中には、安全性の高い原料ばかりではなく、危険な原料が含まれているものもあるということです。

ですから、ヘナの安全性について問われれば、安全性は高いというのが答えになるのですが、それは１００％ヘナの場合・・・という意味になります。

商品を購入して使う場合には、その材料などをよく確かめて購入する必要があります。